2015年2月27日金曜日

この国の政治家たちは

この国の政治家たちは、いったい何をしておるのだ
相次ぐ戦争で国土は荒れ放題ではないか
だというのに相変わらず政治家たちは
意味もなく自分を飾り立て、ごたいそうな剣を腰に
ぶら下げて、酒池肉林の毎日だ
国民の幸福のために一身を捧げるどころか
私利私欲を求めて走り回るばかり
あぁ 情けない 
あぁ なげかわしい
世も末だねぇ
あの者たちは政治家でもなんでもない
ただの泥棒だよ
”税金”の名を借りて
国民から金銀財宝を盗んでいるだけなのだ
あの者たちは大きな過ちを犯している
タオ(道)を見失い
タオ(道)との絆を断ち切り
タオ(道)とは無縁の
非道の輩となってしまった。
あの者たちを、一刻も早く追放してしまいなさい
あぁ情けない
あぁ嘆かわしい
この国は早晩滅んでしまうぞ
指導者はいないのか
タオ(道)に目覚めた指導者は
いったいどこにいるのだ...?

「老子」自由訳   新井満

チネイザン(気内臓療法)

気内臓には、自分自身を、そして互い同士を治癒し合う
従来のヒーリングの仕方を、場合によっては
著しく変えてしまう可能性がある素晴らしい技法だ。
これらの技法は強力なため、慢性や急性の病を
和らげることが可能である。
しかしその一方で、あなたが誠実かつ惜しみなく、
心からの慈愛と愛情を注いで、これらの技法に
活力と生命力を与えなければ、本技法の効果的な働きは
期待できない。
あなたの手や指に治癒力が宿るのは、
あなたの心が善意に満ちているときだけなのである。
 ー中略ー
あなたは天からの力、宇宙の粒子やこの人間世界、
そして大地とコンタクトしなければならない。
それらの持つ力を受け取って、流して行く
肉体のチャンネルとなるのである。
母親が我が子に触れるときのような優しさを
あなたの手に込めるのだ。
あなた自身の中心から触れるようなタッチであれば、
朝陽を浴びた花びらのように、相手は心を開いて行く。
全ての生命と肉体には、自己を治癒する可能性が宿っている。
その働きを、あなたは目覚めさせることができる。
へその中心部が活性化されて、内臓が解毒されさえすれば
あなたの生徒は、自らの修養によって、
治癒のプロセスを完了できるのである。



「チネイザン」気内臓療法  謝明徳 著

気のボール

両目の端を使って手掌の中央を見つめ、
手掌の真ん中に焦点を合わせる。
目の端には暗いところでも光が見える、
特別な細胞がある。
このようにして目を使って焦点を合わせる方法を
習得すると、オーラや暗闇での動きが見える
能力が発達していく。
マインドの力と目の力を組み合わせて使うと、
それぞれ手のひらのオーラが増幅して広がって行く。
手が縮小し、吸収しているように感じられ、
またその感覚は両手のひらの中の力を
引き込んでいるような、あるいは手のひらが
広がっているような感じと言える。
両目の端を通して手と手の間にある気のボール、
あるいは色のボールが見えることもある。



チネイザン「気内臓療法」 謝 明徳 著

エネルギーの吸収と変換

私たちには皆、外部からのエネルギーを自分に取って
役に立つエネルギーに変換する能力がある。
一般の私たちが宇宙のエネルギーを十分に吸収して
効果を発揮できるようになるには、普通1年ほどの期間が
必要になる。
1年と言えば、地球が太陽の周りを一回りする時間である。
しかし、宇宙粒子の現れでもある気の体内での循環を実践し、
樹木から採気する修練を積んで行けば、エネルギー吸収と
変換のプロセスを速めることが可能である。
そうすれば、自分の生体システムがオーバーヒートを
起こすこともなく、また宇宙エネルギーに
消化不良を起こすような問題を生じることもない。
このエネルギーは、すぐに役立てることができる。



チネイザン「気内臓療法」 謝明徳 著

あなたとTAO(道)はつながっている

あなたとTAO(道)とは無縁ではない
しっかりとつながっているのだよ。
「あぁ、自分はTAO(道)とつながっているのだ」
そう思いながら日々を生きて行きなさい
いいかね
あなたはたった一人でこの世を生きているわけではない
他の人間たちとはもちろんのこと
あなたは、あなたを取り巻いている
虫や花や魚や鳥や馬や牛や猫や虎や蛇や象や蟻や蝶や
樹木や森や河や月や星や地球や太陽や銀河系や....、
この宇宙に充満している無数のいのちとともに
この世を生きている。
彼らとともにこの世を成している。
その中のたった一つのいのいが欠けても、この世は成り立たない
彼らはあなたの兄弟であり、姉妹なのだ。
そしてどの命とも深い絆で結ばれていて
助けたり、助けられたりしながら生きているのだ
その絆を大切にしなさい。
あなたのいのちと、それ以外の全てのいのちに感謝しなさい
うやまいなさい
TAO(道)とつながっている限り、どんなときも
あなたは独りぼっちではない
もし哀しいことがあって、生きる気力がなくなりかけたら
TAO(道)のことを想いなさい
そしてTAO(道)から生きるエネルギーをいただきなさい
もし判断をあやまり、道に迷ってしまったら
TAO(道)に尋ねなさい
TAO(道)はきっと教えてくれるだろう
何をなして、何をなさざるべきか
どちらの方行に向かって歩いて歩いていけばよいのか
自分はいかに生きるべきか



「老子」自由訳   新井満

引き算のススメ

世の中の行いには、足し算と引き算がある。
足し算はたやすいが、引き算は案外難しい。
新しいことを一つ始めるよりも
余分なことを一つ減らしなさい
有益なことを一つ始めるよりも
無益なことを一つ減らしなさい
以外に思われるかもしれないが、そうする方がきっと上手く行く
学問を修めると、知識の量は日に日に増えて行く
しかしだんだんと、つまらない大量の知識に縛られて
精神の自由は奪われて、身動きが取れなくなってしまう
ところが道(TAO)に目覚めた人は
日に日に知識の量を減らしていく
よけない知識の量を減らしてゆき、
最後には無為の境地にたどり着く
知識に縛られていた精神は、解放されて自由自在になる。
何ものにもこだわらず、
あるがまま、自然に生きられるようになる
ゆったりと、おおらかにね
それが道(TAO)に目覚めた人の生き方なのだよ



自由訳「老子」 新井満

チネイザンによるエネルギー加工

気内臓(チネイザン)の実践プロセスでは、
天上の力、宇宙の粒子の力、そして大地の力を直接に体内に
導入するチャンネルを備えるだけでなく、
体内でこれらのエネルギーを加工し、他の人々が適せん
使って行くことのできるようなエネルギーに変換させる
ことが大切である。
あなたが何かのネガティブな感情を感じていると、
それがあなたの中では留まらず、意図しないのに他人に
伝わってしまうことがある。
故に私たちは自分自身に対して絶えず気内臓を実践すること
が非常に重要である。
腹部を浄化した後は、感情の状態も変化し始め
態度も好転してくることがわかるだろう。
自分の抱えているブロックを解放することによって
身体の具合も良くなり、
これによって他人のブロックも解き放つことができる
ようになる。
「気内臓療法(チネイザン)」 謝明徳 著