2014年9月12日金曜日

青は内側へ向かって輝く

「青は魂の輝きである。」

一様に塗られた青の色面を考えてください。
それは人間的な世界から私たちを引き離そうとします。
フラ・アンジェリコが画面を一様に青く描くとき、
彼はそれによって超地上的世界を地上界に引き入れるのです。
彼は人間界を一様に青く塗られた色面で
表そうとはしなかったでしょう。

なぜなら青そのものが青の本性、青自身の性格によって、
平坦な青い色面を作るのを許しません。
青を一様に塗る場合は、
そこに神が働いているに違いありません。

青色の内的本性そのものが黄色とは正反対なのです。
即ち青色は周辺から内へ向かって放射することを求めるのです。

青をその根源の要素において示すには、
周辺を最も濃く、内側をもっとも淡くすることが必要です。
それによって、青が黄から区別できるのです。
黄は中心が一番濃く、外へ向かって淡くなります。

青は境界で鬱積し、内側へ流れて行きます。
集まった波がより明るい青になって
中心の方へ逆流するのです。

そのような仕方で青の根源的な性質を明らかに
することができます。

青は内側へ向かって輝く

「色彩の本質」By ルドルフ・シュタイナー

              高橋巌訳